公認会計士試験の成績開示請求

ふと、公認会計士試験の短答試験って点数開示できるのかと疑問に思った。
というのも、私はマークテストで結構雑にマークを行っていると感じており、果たしてすべてのマークを機械は正確に読み取れているのかが気になったからである。
それで調べてみると、どうやらリンクの通り開示請求ができるそうなので、実際にやってみた。

開示請求方法

開示請求の方法は以下の3通りある。
①公認会計士・監査審査会に実際に行く
②金融庁電子申請・届出システムを使って申請する
③郵送で申請する

 

開示請求するにあたっては費用がかかるが、開示請求の方法によって総コストが変わる。
ざっくり以下の感じ
①:請求件数×300円(収入印紙)(+ 開示書類返信費用)
②:請求件数×200円(ペイジー)+ 住民票の写しの発行費 + 本人確認書類の送付費用
③:請求件数×300円(収入印紙)+ 住民票の写しの発行費 + 送付費用 + 開示書類返信費用

 

自分は②の方法で行った。

手順(金融庁電子申請・届出システムによる申請)

概要
① 保有個人情報開示請求書を書く(入力する)
② 電子申請・届出システムにログインする
③ 請求書を添付して申請
④ 本人確認書類のコピーと住民票の写しの原本を郵送する
⑤ ③の申請が承認されたら、納付申請を行う
⑥ ⑤の申請して数日後にメールが届くため、ペイジーで納付する
⑦ ⑥の数日後、電子申請・届出システムに開示データがアップされる

以下、詳細

① 保有個人情報開示請求書を書く(入力する)

リンクより保有個人情報開示請求書をダウンロードできる。
私はwordファイルをダウンロードして、PCから入力し、それをPDF化した。
手書きで必要事項を書いて、それをPDF化する方法でもよいと思う。

 

私は以下の感じで、受験者管理ファイルとマークシートを申請した。マークシートは、未採点のものが送られてくるため、点数が知りたい場合は、受験者管理ファイルを申請すること。ペイジーで手数料は納付するため、収入印紙は貼らなくてよい。

② 電子申請・届出システムにログインする

リンクより電子申請・届出システムにログインできる。
ただし、マイナンバーカードがないとログインできないので注意。

 

③ 請求書を添付して申請

ログインしてからは以下の手順で進める。

Ⅰ.画面から「新規登録」を選ぶ。

 

Ⅱ.手続名・提出先は、以下の画像の通りにする。

 

手続名は、以下の通り「個人情報の保護に関する」と検索すると3つに絞られるため、「保有個人情報開示請求手続(対象:公認会計士試験受験者)」と選ぶ。(【納付申請】と書いてある方ではないので注意)

 

提出名は、以下の通り「公認会計士」と検索すると2つに絞られるため、「総務試験課」の方を選ぶ。

 

Ⅲ.コメント欄は基本的に記入はなくて問題ない。ただし、ファイルは1つしか添付できず、添付したいファイルの数だけ申請を行う必要がある。その場合には、その旨を記載した方が親切だと思う。
私は、開示請求を2年分行ったために、申請書を2回に分けて申請した。

④ 本人確認書類のコピーと住民票の写しの原本を郵送する

リンクによる記載から金融庁電子申請・届出システムからPDFデータで送付できそうだったため、試しに③で本人確認書類等を添付して申請してみた。後日、ご担当者からメールが来て郵送でお願いしますとのことだったので、書類を揃えて以下へ郵送。

 

「宛先:公認会計士・監査審査会事務局 総務試験課 総務係
住所:〒100-8905 東京都千代田区霞が関3-2-1 中央合同庁舎第7号館」
リンクの6に記載されている宛先・住所)

 

住民票はコンビニでプリントできるので書類揃えるのもそこまで苦労しなかった。
郵送する際、開示請求自体は金融庁電子申請・届出システムから行っている旨の文書を併せて封筒に入れた。

 

何も考えず普通郵便で送ってしまったが、個人情報なので簡易書留で送った方がよかったかもしれない。

⑤ ③の申請が承認されたら、納付申請を行う。

③の申請が承認されるとメールが届くので今度は金融庁電子申請・届出システムで納付申請を行う。(④の書類が届いてなくても③の申請が承認されていれば、先に納付申請を行うことは可能だった。)

 

③のⅠと同様、「新規作成」から手続きを行っていく。手続名・提出先は、以下の画像の通り。
今度は【納付申請】と記載されている方を選ぶ。提出先は③と同じ。

 

③とは違い以下のような入力欄があるので入力する。
複数回申請していた場合は、「関連申請を複数してする場合はチェック」の箇所をチェックする。
関連申請IDの右にある虫眼鏡マークをクリックすれば、③で申請したものが出てくるため選択する。
関連申請完了日・関連申請手続名は自動で入力される。

 

件数については注意が必要。
リンクより「受験者管理ファイル、論文式試験採点前答案は1年ごとに1件、短答式試験マークシートは1回ごとに1件と数えます。」となっており、以下の画像の場合は、受験者管理ファイルの短答Ⅰ回とⅡ回の2つを開示請求しているが、「1年ごとに1件」ということなので、1件としてカウントする。
マークシートについては、1回ごとに1件なので、画像の場合は、合計3件ということになる。

⑥ ⑤の申請して数日後にメールが届くため、ペイジーで納付する

⑤の申請後、数日して以下のようなメールが来るため、メールに記載されている「電子納付情報」からペイジーで納付する。

⑦ ⑥の数日後、電子申請・届出システムに開示データがアップされる

⑥の数日後、手続完了のメールが届く。
電子申請・届出システムにログインし、「申請・届出一覧」から⑤の申請の詳細を見ると、下の方に開示情報がアップされている。

開示結果

開示請求の審査の結果、私の場合は「全部開示」だったが、「部分開示」の場合もある模様。

送られて来たものは以下のような感じ。

↓受験者管理ファイル(抜粋)

↓マークシート(開示資料原本は名前や受験番号部分も載っているが、解答欄のみ抜粋)

 

で本題の自己採点と実際の結果の比較は以下の通り。

◎令和5年第Ⅰ回
リンクの通り、自己採点は、
財務会計論:96点
管理会計論:58点
監査論:45点
企業法:25点
合計:224点(44.8%)

開示資料は、以下の通り。

完全一致。

 

◎令和5年第Ⅱ回
リンクの通り、自己採点は、
財務会計論:68点
管理会計論:47点
監査論:50点
企業法:40点
合計:205点(41.0%)

開示資料は、以下の通り。

完全一致。

 

◎令和6年第Ⅰ回
リンクの通り、自己採点は、
財務会計論:84点
管理会計論:58点
監査論:60点
企業法:45点
合計:247点(49.4%)

開示資料は、以下の通り。

完全一致。

 

◎令和6年第Ⅱ回
リンクの通り、自己採点は、
財務会計論:84点
管理会計論:38点
監査論:50点
企業法:60点
合計:232点(46.4%)

開示資料は、以下の通り。

完全一致。

まとめ

思ったより簡単に開示請求ができた。

ある程度雑にマークをしても、しっかりと読み取ってくれることも分かった。

かかった費用は、開示請求6件に本人確認書類の郵送費を合わせて1,500円程度。

なお、論文式試験採点前答案と短答式試験マークシートは3年過ぎると破棄されて開示請求できなくなるので注意。

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