現状、感触がなく合格っぽいのか不合格っぽいのかすら全く不明であるが、6/9に受験した証券アナリストの二次試験について、覚えているうちに書く。
一次試験については、証券アナリスト1次試験受験記録に詳しく記載している。
二次試験 概要
一次試験は3科目からなるが、二次試験は、一次試験の科目をすべて合わせた総合的な記述式の試験となっている。
二次試験の配点は、2024年度試験では以下のような感じ(だと思う)。
①証券分析とポートフォリオ・マネジメント:190点
②財務分析:46点
③コーポレート・ファイナンス:35点
④市場と経済の分析:45点
⑤数量分析と確率・統計:①から少々
⑥職業倫理・行為基準:44点
合計:360点
試験時間は、午前3時間、午後3時間の計6時間という長丁場の試験である。
試験の合否は、上位一定割合の受験者の平均得点を基準として決定されるため、「合格点は〇点である」とか「△割である」というように決まっているわけではない。
ただ、一次試験は6割程度、二次試験は5割程度取れれば合格する可能性が高いという噂はあったりなかったり。
各分野の勉強時間
二次試験の勉強時間は以下の通り(()内は全体の勉強時間に対する比率)
①証券分析とポートフォリオ・マネジメント:92時間(67.6%)
②財務分析:8時間(5.9%)
③コーポレート・ファイナンス:23時間(16.9%)
④市場と経済の分析:6時間(4.4%)
⑤数量分析と確率・統計:1時間(0.7%)
⑥職業倫理・行為基準:6時間(4.4%)
合計:136時間

二次試験は「①証券分析とポートフォリオ・マネジメント」の得点比重が非常に大きいため、多くの時間を費やして勉強した。
【参考】一次試験と合算の勉強時間は以下の通り(()内は全体の勉強時間に対する比率)
①証券分析とポートフォリオ・マネジメント:132時間(60.8%)
②財務分析:16時間(7.4%)
③コーポレート・ファイナンス:34時間(15.7%)
④市場と経済の分析:21時間(9.7%)
⑤数量分析と確率・統計:6時間(2.8%)
⑥職業倫理・行為基準:8時間(3.7%)
合計:217時間


総費用
公式講座:57,000円(二次試験を受験するためには必ず受講しなければならない)
受験料:16,500円
合計:73,500円
二次試験の勉強方法
・まずはそれぞれの分野における目標点数を決めた。私の場合は、証券分析:40%、財務分析:80%、コーポレート・ファイナンス:80%、市場と経済:30%、職業倫理:80%を目標とした。今年の場合、その目標が達成されれば188点取れることになり、5割を超えるため合格圏内に入ることになる。
・勉強内容自体は、基本的には一次試験と変わらず、まずはテキスト内の例題と章末問題を解き、分からなければテキストの内容を読んで理解するという手順で進めていった。
・点数比重が非常に大きい①証券分析とポートフォリオ・マネジメントを第一優先として勉強し、次に目標得点比率を高めに設定している③コーポレート・ファイナンス、⑥職業倫理・行為基準を優先的に勉強した。残りは時間があればおまけ程度に勉強という感じ。
・過去問は4年分解いた。
その他
最後に、思ったことや反省点を備忘録として残しておく。
・通常の電卓を使い慣れている人は、関数電卓を使うよりも通常の電卓を使用した方がよい。関数電卓でないと解けないという問題はない。
・6時間の長丁場であるにも関わらず、時間が足りないぐらいの分量が出題されるため、タイムキーピングが非常に重要。点数と制限時間が同じなので、例えば配点が20点の大問は20分を目途に次の大問に移るようにするなどの戦略は考えておく必要があろう。
・一次試験と同様自由席なので好みの席があれば早めに会場入りするのがおすすめ。
・何も書かなければ0点が確定するが、何か書けば点数がもらえる可能性があるので思い浮かんだことをとりあえず書く。
・一方で、全部解こうとするとケアレスミスのリスクが高まるため、捨てる問題は思い切って捨てる。5割取れればよいという話なのでいくつか捨てても問題ない。苦手分野をスパッと捨てるのも戦略である。
・職業倫理は簡単だと高を括って対策をまったく行わないのは得策ではない。簡単だからこそ高得点を狙いに行くべきであり、また対策を行っていないと解答に時間がかかる可能性あり。少しでも対策すれば、高得点が狙える&解答速度が上昇するという2つの効果があるため、むしろ優先的に対策したいところ。
・大問数は試験開始時に確認しておくこと。大問数が増えていることに最後の方で気づくとめちゃくちゃ焦る。
・公式のテキストは分かりづらいという話も聞くが、少なくとも私は分かりやすかったと感じた。証券関係の知識を深めるには情報が充実しておりよい教材だと思う。公式のテキストだけでも合格は十分可能である。ただし、充実しているということは逆に分量は非常に多いため、効率さという点では外部のテキスト・参考書と比較すると劣後する可能性はある。
【8/15追記】試験結果

合格していました。
よかった。

